ほうれん草の代表的な栄養素は鉄ですが、鉄は貧血予防、改善には欠かせないミネラルです。ほうれん草に含まれる鉄は、「非ヘム鉄」で、動物性食品に多く含まれる「ヘム鉄」に比べ吸収率が低いのですが、ビタミンCと一緒にとることで吸収されやすくなります。ほうれん草にはこのビタミンCも多く含まれているので効率的に鉄を吸収することができます。その他にもカロテンやビタミンB1やビタミンB2、葉酸、食物繊維なども豊富です。
ほうれん草は葉先に張りがあり、萎びていないもの、軸がまっすぐ伸びているものが新鮮です。肉厚で濃い緑色のものを選ぶようにしましょう。
ほうれん草は乾燥に弱いので、短期間であれば濡らしたキッチンペーパーで包んでビニール袋に入れ、根元を下に向けた状態で冷蔵庫で保存しましょう。長期間(約1ヵ月)であれば、ゆでて水気を切り、食べやすい長さに切って小分けにし、ラップに包んで冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存しましょう。
おいしいほうれん草を上手に保存して、炒め物やお浸し、あえ物など日々の食卓に活用してみましょう。
健康づくり栄養講座を開催しました。
令和6年10月のテーマは「秋の食材で簡単おつまみを作ろう」です。
《メニュー》
- お米のごま煎餅
- 鮭とかぼちゃのパン粉焼き
- ほうれん草のくるみ和え
- 舞茸のみそ炒め
- さつまいももち
今月のおすすめレシピは、鉄が豊富なほうれん草を使った「ほうれん草のくるみ和え」です。
健康づくり栄養講座は、ヘルシーな料理を知りたい方や料理のレパートリーを増やしたい方にもおすすめの講座です。健康にまつわるミニ講話もあります。みんなで楽しく一緒に料理を作りましょう!
みなさまのご参加をお待ちしております。