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公益財団法人岡山県健康づくり財団


インフルエンザについて

年の瀬といえば皆さんは何を連想されるでしょうか。クリスマス・大掃除など、いろいろありますが、私の脳裏に浮かんでいるのはインフルエンザの予防接種です。

インフルエンザはインフルエンザウィルスによって感染するウィルス性の疾患です。このウィルスは飛沫感染といって、1m程度までの距離なら人から人へと感染しますので、家庭内や教室など比較的至近距離で長時間同じ人と接する環境では次々と感染者が発生します。したがって、予防対策としてマスクを装着することや、外出先から帰宅した時などのうがいも、簡単にできる重要な対策です。

インフルエンザウィルスにはA・B・C型があり、このうち人で流行するのはA型とB型です。どの程度インフルエンザが流行するかを予測することは困難です。また、一旦流行が始まってからでは予防できません。ですから、流行シーズンへ突入する前に予防接種を受けることが重要となります。

予防接種を受けておけば、そのシーズンはインフルエンザにかからないのでしょうか?残念ながら、ワクチンを接種したにもかかわらず、ウィルスの抗体ができない方もあり、予防接種=かからない、とはなりません。しかし、予防接種を受けることでインフルエンザにかかる確率は確実に減り、また、重症化する人も減ることが報告されていますので、皆さんでインフルエンザの流行を阻止しましょう。

症状が気になる方、インフルエンザの予防接種についてはこちらをご覧ください。
その他の外来についてはこちらをご覧ください。

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