今回は「骨とカルシウム」についてのお話です。骨には、①体を支える、②体を動かす、③臓器を守る、④骨の中で血液成分を作る、⑤カルシウムを蓄えるなど大切な働きがあります。
骨の主な成分はリン酸カルシウムとコラーゲンなどのたんぱく質です。カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚、海藻などに多く含まれています。カルシウムはビタミンD(鮭やまいたけ、きくらげなどに多く含まれる)、ビタミンC(ブロッコリー、じゃがいもなどに多く含まれる)と一緒にとると吸収されやすくなります。
また、ビタミンK(納豆、ほうれん草などに多く含まれる)は骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあり、マグネシウム(納豆、アーモンド、あおさなどに多く含まれる)はカルシウムの働きを調節してくれます。
カルシウムは吸収率が悪い栄養素でもあるので、いろいろな食品を組み合わせて、効果的にとるようにしましょう。
健康づくり栄養講座を開催しました。
4月のテーマは「カルシウムいっぱい 骨を強くするレシピ」です。
《メニュー》
- しょうがとひじきのごはん
- 小松菜と豆腐のチャンプルー
- ほうれん草とチーズの春巻き
- かぼちゃとさつまいものスープ
- 高野豆腐のミルクもち
健康づくり栄養講座は、ヘルシーな料理を知りたい方や料理のレパートリーを増やしたい方にもおすすめの講座です。健康にまつわるミニ講話もあります。みんなで楽しく一緒に料理を作りましょう!ご参加お待ちしております。詳しくはこちらから。