新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う生活様式の変化による検診結果への影響調査(過去の検診結果を用いた調査研究)についてのお願い
新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い日常生活は大きく変わりました。マスクの着用、手洗いの励行などとともに、会食や外食、不要不急の外出を控えること、あるいは、出社や出張の代わりにテレワークやオンライン会議が行われるなどといった生活様式の大きな変化を余儀なくされました。
このような生活様式の変化に伴って健康状態にも何らかの影響が生じているかもしれません。そこで、岡山県健康づくり財団人間ドック部門では、健康診断のデータを用いて、生活様式の変化に伴って生じた影響について分析、検討にするために、下記の研究を進めております。ご協力いただけましたら幸いです。
【研究課題】
新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う生活様式の変化は健康状態にどう影響したか
~ 定期健康診断の問診・検査結果を分析する ~
【研究期間】
2021年6月から2022年3月
【対象となる方】
2017年度から2020年度に岡山県健康づくり財団人間ドック部門で健康診断を受けられた方
【研究の方法】
2017年度から2020年度に岡山県健康づくり財団人間ドック部門で健康診断を受けられた方の健康診断データを用いて、新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う生活様式の変化による健康状態への影響についての分析を行います。
2018年度、2019年度、2020年度の3年とも受診した方の健康診断に関する情報、データを分析対象とし、2020年度とそれ以前の年度の問診内容、検査結果などについての比較、分析、および、2019年度から2020年度への問診内容、検査結果などの変化と、それ以前の年度間の変化についての比較、分析を行うことで、新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う生活様式の変化に伴う健康状態への影響について検討を行います。
以上のように、この研究はあくまで過去に行われた健康診断の情報、データを分析するものです。新たに受診者の方に調査や検査を行うことはありません。また、受診者の方のお名前、生年月日などのご本人と特定できるような個人情報を省いたうえで分析、検討を行いますので、受診者の方の健康診断に関する情報が個人を特定できる形で外部に漏えいすることはありません。
なお、この研究は岡山県健康づくり財団倫理委員会の承認(2021年6月21日 岡健倫第2号)を受けて実施しています。
【個人情報保護】
あなたの健康診断に関する情報、データは、解析する前に氏名・生年月日等の個人情報を削除し、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにした上で、岡山県健康づくり財団人間ドック部門内において、パスワードにより保護されたハードディスク内で厳重に保管したうえで、分析を行います。
もし、この研究のためにご自分の健康診断に関する情報、データを使用してほしくない場合は、下記の連絡先へご連絡ください。ご連絡いただいた方の情報、データを除外した上で分析を行うようにいたします。なお、健康診断に関する情報、データの使用についての意向の如何を問わず、何らの利益、不利益が生じることはありません。
また、研究結果については個人が特定出来ない形式で学会等で発表されます。
もし、ご不明な点がありましたら下記の連絡先へお尋ねください。
なお、本研究は岡山県健康づくり財団倫理委員会の承認を受けて実施しています。また、本研究に関して開示すべき利益相反関係はありません。
2021年6月30日
【問い合わせ先・研究責任者】
岡山市北区平田408-1
岡山県健康づくり財団 健康づくり推進部
部長 関明穂
e-mail:zaidan_seki@okakenko.jp