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公益財団法人岡山県健康づくり財団


2021年12月開催 健康づくり栄養講座

おせち料理について

おせちの語源は五節供(ごせっく)という言葉です。一年のうちに五回ある節句「人日」(一月七日)、「上巳」(三月三日)、「端午」(五月五日)、「七夕」(七月七日)、「重陽」(九月九日)の際、神様へのお供え料理として作られたものが、いつしか一番盛大に祝うお正月料理だけをさして「おせち料理」と呼ばれるようになりました。

おせち料理はめでたいことを重ねるという願いを込めて重箱に詰めます。基本は4段重ねで上から順に一の重、二の重、三の重、与の重と呼びます。

 

代表的な詰め方

一の重・・・黒豆、数の子、ごまめ(田作り)などの祝い肴

二の重・・・伊達巻きやきんとんのような甘いもの中心

三の重・・・魚やえびの焼き物など海の幸

与の重・・・野菜類の煮物など山の幸

 

縁起の良いおせち料理のいわれ

黒豆・・・一年中「まめ(まじめ)」に働き、「まめ(健康的)」に暮らせるようにとの願いが込められている

えび・・・腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いが込められ、えびの赤色は魔よけの色ともいわれている

ごぼう・・・細く長く地中にしっかり根を張るごぼうは縁起のよい食材とされる。たたきごぼうは、軟らかく煮たごぼうを叩き、身を開いて開運の縁起をかついだもの

ぶり・・・「鰤」は成長するとともに、呼び名が変わることから出世魚と言われ、立身出世が出来ることを祈った料理

田作り・・・五穀豊穣を願い、 小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられた

栗きんとん・・・「金団」と書き、その色から財産、富を得る縁起物とされている

紅白なます・・・紅白のおめでたい色は水引を表し、紅白の組み合わせは平和を願う縁起物

数の子・・・たくさんの卵があるというところから、子孫繁栄の願いが込められている

 

健康づくり栄養講座を開催しました。

12月のテーマは「おせち料理」です。

《メニュー》

      • てまり寿司
      • ぶりの煮こごりのせ
      • レンジで簡単煮しめ
      • かぶと柿のなます
      • 生ハムチーズ
      • くるみの甘露煮

 

 

 

 

健康づくり栄養講座は、ヘルシーな料理を知りたい方や料理のレパートリーを増やしたい方にもおすすめの講座です。健康にまつわるミニ講話もあります。みんなで楽しく一緒に料理を作りましょう!

みなさまのご参加をお待ちしております。詳しくはこちらから。

 

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