発酵食品について
発酵食品とは食材を微生物(酵母、細菌、カビなど)の作用で発酵させることによって加工した食品のことです。みそやしょうゆ、ビールやワイン、キムチ、納豆、ヨーグルト、チーズなどが発酵食品です。
発酵のメリットには、
- 香りや旨味が増して風味が良くなる
- 栄養価が高くなる
- 食品が柔らかくなり消化が良くなる
- 保存性が高くなる
などがあります。
発酵食品の効能
- 整腸作用
乳酸菌は腸内環境を整え、便秘予防、免疫力アップ、抗アレルギー作用がある
- 血栓溶解作用
納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼは、血栓を予防する作用がある
- 抗酸化作用
大豆発酵食品に含まれるメラノイジンは、抗酸化作用がある。また、発がん物質を抑制したり、血圧上昇を抑えたりする
効果的な食べ方
- 毎日続けて食べる
菌が腸内で活動できるのは3~4日とされている
- 複数の発酵食品を組み合わせる
様々な菌を体に取り入れることができる
例:キムチ+納豆、酒粕+みりん
- できるだけ生の状態で食べる
微生物の多くは40℃以上の加熱で死滅する(納豆菌は100℃の熱にも耐えることができる)
- 食べ過ぎに注意する
発酵食品には塩分やうまみの強いものが多く、過剰摂取は塩分のとり過ぎにつながる
健康づくり栄養講座を開催しました。
2月のテーマは「冬を温かく 旬のおばんざい」です。
《メニュー》
- ごはん
- さわらのカレー粉焼き
- 焼きブロッコリーのささみあんかけ
- ヘルシーポテトサラダ
- 白菜スープ
- いちごムース