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公益財団法人岡山県健康づくり財団


岡山県健康づくり財団とSDGs

1.SDGsとは

最近よく耳にする「SDGs」という言葉を知っていますか?「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された国際目標のことです。2030年までに持続可能でよりよい社会を実現するために、17のゴール・169のターゲットが定められており、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

 

2.17のゴールと169のターゲット

持続可能な社会の実現のための17のゴール(分野別の目標)は、次の通りです。これらのゴールの中に、全169のターゲット(具体的な達成基準)が定められています。

出典:国際連合広報センター「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」

 

3.岡山県健康づくり財団環境部とSDGsの関わり

岡山県健康づくり財団環境部では、浄化槽の法定検査、川や湖、海等の水質検査、工場・事業場からの排出水検査等を行っており、17のゴールのうちの「6 安全な水とトイレを世界中に」「14 海の豊かさを守ろう」に掲げられたターゲットの一部に関わっています。

出典:国際連合広報センター「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」

岡山県内には、知事の指定を受けた浄化槽の法定検査機関が3機関あり、岡山県健康づくり財団はその検査機関の1つです。法定検査は、浄化槽の機能が十分発揮されているか、浄化槽の保守点検や清掃等の維持管理が適正に行われているかなどを確認する重要な検査です。適正な維持管理が行われていない場合、浄化槽が正常に機能せず、生活排水等が十分に処理されないまま川や海に流れてしまい、水質汚濁の原因になってしまいます。

 

法定検査では、浄化槽が正常に機能しているかどうか、浄化槽からの放流水の水質を検査し、きちんときれいな水へと処理され川や海へ放流されているかの確認を行っています。

また、岡山県健康づくり財団では、厚生労働大臣登録水質検査機関として、水道水をはじめ井戸水や食品製造用水など様々な水の検査を実施し、安全な飲み水等の提供をお手伝いしています。

 

出典:国際連合広報センター「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」

岡山県健康づくり財団は、計量法に基づき知事の登録を受けた計量証明事業所であり、浄化槽や工場等から排出される事業場排水等の濃度に係る計量証明事業を行っています。計量分析を通じて排水基準の適合状況の確認を行い、また海水浴場の水質調査や児島湾及び瀬戸内海の水質汚濁の実態調査を行うなど水環境の保全に取り組んでいます。

 

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