なすは90%以上が水分です。紫色のなすの皮にはナスニンと呼ばれるアントシアニン系の天然色素が含まれています。これはポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、動脈硬化や老化予防の効果があり、他にも眼精疲労の回復に役立つともいわれています。
その他にも余分なナトリウムを排出してくれるカリウムが多く含まれています。塩分のとり過ぎが原因となるむくみや高血圧予防にも役立ちます。また、腸内環境を整えたり、便秘予防・改善に効果的な食物繊維もとることができます。
なすを選ぶ時のポイントは、張りがあり、表面につやのあるものを選ぶようにしましょう。ヘタの部分のトゲがしっかりと立っているものが新鮮です。
栄養素を逃さないためにも切ったなすは水に長時間漬けすぎないこと、皮のまま食べるのがおすすめです。
初心者のための栄養講座を開催しました。
令和4年7月のテーマは「なすのアラビアータ」です。
《メニュー》
- なすのアラビアータ
- グリーンサラダ
- イタリア風卵スープ
- カッサータ(アイスケーキ)
今月のおすすめレシピは「なすのアラビアータ」です。レシピはこちらから。