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公益財団法人岡山県健康づくり財団


岡山県健康づくり財団のがん検診の現状について

岡山県健康づくり財団のがん検診の現状について

我が国のがん検診の精度管理については、平成20年3月に厚生労働省からそのあり方が示され、改善を図るためのプロセス指標として、要精検率、がん発見率、陽性反応的中率などが公表されています。

岡山県健康づくり財団における、胃がん、乳がんの結果数値を次のとおり取りまとめておりますが、いずれもこの新基準値、全国平均、岡山県平均を上回る結果でした。

当財団においては、検査にあたる職員と読影医が自施設発見がん症例の検討会を毎年行い、撮影技術、読影力の向上のため研鑽をおこなっています。また過去5年以内に当財団のがん検診を受診された方は100%前回との比較読影をおこなう事で無駄な要精検をなくしている一方、的確にがんを発見していることがお分かりいただけると思います。

今度、がん検診を受ける際のご参考にしていただけると幸いです。

【胃がん検診】

受診者数 要精検率 精検受診率 がん発見率 陽性反応的中率
(人) (%) (%) (%) (%)
厚生労働省目標 11.0%以下 70%以上 0.11%以上 1.0%以上
全 国 1,913,941 6.4 81.7 0.11 1.9
岡山県 19,970 6.1 78.6 0.14 2.3
当財団 3,954 5.3 83.3 0.18 3.3

【乳がん検診】

受診者数 要精検率 精検受診率 がん発見率 陽性反応的中率
(人) (%) (%) (%) (%)
厚生労働省目標 11.0%以下 80%以上 0.23%以上 2.5%以上
全 国 2,565,850 5.9 90.1 0.34 5.8
岡山県 52,526 4.9 93.5 0.34 6.9
当財団 11,141 2.9 89.4 0.34 11.8

*いずれも、全国、岡山県の数値は、令和2年度、当財団の数値は令和3年度

DOI:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040038156

   https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040038163

【要精検率】

がん検診を受診された人のうち、精検が必要と判定された人の割合です。

【精検受診率】

精検が必要と判定された人(要精検者)のうち、精検を受診された人の割合です。高い方が望ましい指標です。

【がん発見率】

がん検診を受診された人のうち、がんが発見された人の割合です。基本的には高い方が望ましい指標です。対象集団の有病率によって異なります。

【陽性反応的中率】

精検が必要と判定された人(要精検者)のうち、がんが発見された人の割合です。精密検査を受診して異常のなかた人が少ないということで、高い方が望ましい指標です。

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