にんにくには独特の香りがあり、ドレッシングやソースの薬味として使われたり、炒め物やパスタ料理などにもよく使われています。
にんにくにはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素です。特に糖質やアルコールを多く摂取する人はしっかりとりたいビタミンです。
また、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるアリシンが多く含まれています。においのもとでもあるアリシンには抗菌作用もあります。刻んだりおろしたりすることで、よりその効果を発揮します。その他アリシンには抗酸化作用もあるので、がん予防や免疫力を高める働きもあります。
にんにくは刺激が強い食べ物なので、とりすぎると胃の粘膜や胃壁を荒らすことがあります。アリシンはとりすぎると、腸内の悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺してしまい腸内の環境を悪化させ、腹痛や下痢、便秘の原因になることもあります。1日の摂取量として、加熱した場合は20g程度(3~4片)、生の場合は半量の10g程度までにしておきましょう。
初心者のための栄養講座を開催しました。
令和5年9月のテーマは「おしゃれに パエリア」です。
《メニュー》
- パエリア
- ピンチョス
- スペイン風にんにくスープ
- バナナアイス
今月のおすすめレシピは「スペイン風にんにくスープ」です。レシピはこちらから。