調味料の「さしすせそ」は和食における基本の調味料で、「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」はしょうゆ、「そ」は味噌のことです。料理をするときにこの順番で味付けをするとよいといわれています。
砂糖は浸透するのが遅いので、早く入れて味を染み込ませます。また、砂糖を早く入れることで他の調味料の浸透もよくすることができます。塩は材料の水分を外に出す作用があり、あまり早く入れると、材料が硬くなってしまうことがあります。酢、しょうゆ、味噌を最後に入れるのは、せっかくの香りを飛ばさないためで、味付けの最後に入れるか、数回に分けて入れるようにするとよいでしょう
料理酒や本みりんを入れる場合は砂糖より先に入れましょう。みりんを砂糖で代用する場合は、砂糖と酒を1:3で合わせたものを使うと同じような味になります。また、煮魚のように味を浸透させるのではなく、表面にからめたい場合は砂糖としょうゆを同時に入れましょう。
それぞれの調味料の特徴を生かして、より一層おいしい料理を作りましょう。
健康づくり栄養講座を開催しました。
令和4年12月のテーマは「お正月に向けて 簡単おせち料理」です。
《メニュー》
- きんとん餅
- 豆腐入り松風焼き
- えびの黄金焼き
- 花れんこんのサーモンはさみ
- 韓国風田作り
- 黒豆ゼリー
今月のおすすめレシピは「ピリ辛田作り」です。レシピはこちらから。