朝食は、睡眠中に低下した体温を上げる働きや、脳や身体機能を目覚めさせ、1日の始まりを知らせてくれる目覚まし時計のような働きがあります。
朝食に関する研究で、朝食を食べる人とそうでない人を比較すると、朝食を食べる人のほうが、たんぱく質や炭水化物、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2などの栄養素の摂取が多い、早寝早起きの人が多く、睡眠の質が良い人、ストレスを感じていない人が多いという報告があります。他にも朝食を食べる人は、食べない人よりも学力や体力測定の結果が良いという報告もあります。
また、ダイエット中に朝食を抜くという人もいますが、朝食を食べないと心身の活動が抑制されてしまい、エネルギーの代謝が低下します。そして、エネルギーの不足を筋肉から補おうとするので筋肉がやせて基礎代謝が減少してしまいます。そのため、太りやすいからだになってしまうのです。
朝ごはんをしっかり食べて必要な栄養補給をきちんとして、太りにくいからだづくりをしていきましょう。
朝食でとりたいおすすめの栄養素と食品
健康づくり栄養講座を開催しました。
令和5年6月のテーマは「手軽においしいイタリアン」です。
《メニュー》
○ ラザニア
○ なすとズッキーニのマリネ
○ ズッパ(食べるスープ)
○ アマレッティ
今月のおすすめレシピはバターも小麦粉も使わないイタリアのおやつ「アマレッティ」です。レシピはこちらから。