れんこんやかぼちゃ、しいたけやさつまいもなど秋はおいしい食材がたくさんあります。これらの野菜には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があり、水溶性食物繊維は水に溶けてドロドロのゲル状になるため、食べ物の移動速度が緩やかになり血糖値の上昇を抑制したり、コレステロールを吸着し、体外に排出する働きがあります。不溶性食物繊維は水を吸収して膨張するので便のカサを増し、腸を刺激して排便を促す働きがあります。
食物繊維は、現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分なので、積極的に摂取することが勧められています。
食物繊維の上手なとり方
- 精白米に玄米や雑穀米を混ぜる
- 野菜は加熱してかさを減らし、量がとれるようにする
- 食物繊維を多く含む食品(穀物、大豆製品、野菜、果物、きのこ、海藻、こんにゃくなど)をできるだけ毎食バランスよくとる
- 冷凍野菜や作り置き野菜を活用する
健康づくり栄養講座を開催しました。
令和4年10月のテーマは「秋の味覚を楽しもう!秋野菜料理」です。
《メニュー》
- ごはん
- れんこん餃子
- 秋の蒸し野菜
- 長ねぎときのこのスープ
- 梨のコンポート
今月のおすすめレシピは「れんこん餃子」です。レシピはこちらから。