最近は非常食などでよく耳にする「缶詰」ですが、今回はこの缶詰の特性についてのお話です。缶詰は空気も水も細菌も絶対に入らない容器に密封され、中身は加熱殺菌を施してあり、殺菌料、保存料なども使用されていません。また真空に近い状態で加熱殺菌してあるので、ビタミン、その他の栄養成分の損失もあまりありません。保存性が高いのも特徴で、場所や季節を問わず、いつでもどこでも必要に応じて利用できます。
また、缶詰は、原料産地で多く出回るときに大量に加工され、しかも、流通が常温のまま可能なので、流通経費は生鮮のものに比べるとはるかに低いのです。
缶詰はそのまま食べることもできますが、少し手を加えるだけでひと味違った食べ方もできます。経済的で栄養価の高い缶詰を上手に利用してみてください。
初心者のための栄養講座を開催しました。
1月のテーマは「缶詰を使ったアレンジ料理」です。
《メニュー》
- サバ缶カレー
- にんじんとミックスビーンズのマリネ
- コーンと卵のサラダ
- ヨーグルトみかんゼリー