今回は、岡山の主な温泉についてお話したいと思います。
岡山県内には、温泉湧出泉源が223ヵ所あり、うち利用泉源は109ヵ所あります。 (2018.3.31現在 岡山県HPより)
意外と多いと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
県内には、俗に言う美作三湯に代表される湯原温泉、奥津温泉、湯郷温泉があります。
湯の表情は、北部、北東部、南部で異なった趣があります。北部は美人の湯ともいわれるアルカリ性単純温泉が多く、奥津温泉、湯原温泉などは全国でも貴重な足元湧出の里です。自律神経不安定症、不眠症などの適応症があり、体の芯まで温まります。
北東部の湯郷温泉はナトリウム・カルシウム─塩化物泉で、切り傷、冷え症、皮膚乾燥症などの適応症があり、入浴客数も県下最大となっています。
また、南部には痛風や関節リウマチなどに適応症がある放射能泉が多く点在しています。
それぞれに異なった顔を持つ温泉、各自の目的にあった癒しを求めてみてはいかがでしょうか。
当財団は、岡山県内唯一の登録温泉成分分析機関であり、県内各地の温泉成分を分析しています。
泉質別分布イメージ図
当財団では、温泉水の他にも様々な水の検査を行っています。
詳しくは、こちらをご覧下さい。