私たちが住む地球は青い惑星と呼ばれるなど、豊かな水環境が形成されています。しかしながら、地球上にある水のほとんどは海水で、私たちが利用できる水は地球上の「0.01％」しかないと言われています。0.01％とは、地球上の水をお風呂１杯分とすると、ペットボトルのキャップ３杯分程度だそうです。このわずかしかない量を77億人と言われる世界中の人々で分け合っているのですから、水がどれほど貴重な資源であるのかがわかりますね。

しかしながら、現在、河川をはじめ水環境の汚染がたびたび問題となっています。水質汚濁の原因というと、工場などの産業排水を思い浮かべますが、実は、私たちが家庭から出している生活排水が一番の原因となっており、生活排水をそのまま河川へ流してしまうと、水環境は瞬く間に汚濁してしまいます。

そこで活躍するのが「浄化槽」です。浄化槽とは、家庭などから出る汚水を微生物の働きによってきれいにする装置であり、下水道が整備されていない地域に設置されています。水環境保全の一端を担っている浄化槽ですが、その機能を十分に発揮するためには、次の３点を実施する必要があります。

①月１回の保守点検　②年１回以上の清掃　③年１回の法定検査

私たち、岡山県健康づくり財団では、県知事指定の検査機関として浄化槽の年１回の法定検査を実施しています。浄化槽に関する事は何でもお気軽に当財団までお問合せください。

※建物のリフォーム（増改築）時に、検査結果書が必要となる場合がございます。当財団では検査結果書の再発行も承っております（550円（税込））。御依頼の際は、下部より検査結果書再発行依頼書をダウンロードならびに記載いただき、当財団に事前に連絡の上、窓口までお持ちください。

（検査結果書再発行依頼書はこちらから）

環境部では、浄化槽法定検査以外にも様々な検査を行っています。

詳しくはこちらをご覧ください。