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公益財団法人岡山県健康づくり財団


糖尿病をもっと知ろう!~ 第2回 糖尿病の種類について ~

今回は、糖尿病の種類について紹介します。

1型(いちがた)糖尿病

自己免疫反応の異常などで膵臓の細胞を自分で攻撃してしまい、インスリンを出す機能を壊してしまうタイプと原因不明のタイプの2つがあります。どちらもインスリンを出せなくなるので、注射でインスリンを補う治療が必要になります。10~20代の若い人に発症する傾向がありますが、何歳でも発症します。やせ型の体型の人に多いのも特徴の一つです。

2型(にがた)糖尿病

インスリンが出にくくなったり、効きにくくなることで血糖値が高くなります。原因は遺伝的な影響に加えて、食べ過ぎ、運動不足、肥満などの環境的な影響があると言われています。
全ての患者の方に生活習慣に問題があるわけではありませんが、血糖値をコントロールするためには食事や運動習慣の見直しが重要です。飲み薬や注射なども必要に応じて利用します。

その他の特定の機序、疾患によるもの

糖尿病以外で、治療薬の影響で血糖が上昇し、糖尿病を発症することがあります。

妊娠糖尿病

妊娠中に初めて分かった、まだ糖尿病には至っていない血糖の上昇のことです。
多くの場合は出産後に血糖は戻りますが、一度経験された方は将来的に糖尿病になりやすいとされています。

小児糖尿病

子供が発症する糖尿病のことです。1型糖尿病の患者が多かったですが、肥満児が増え2型糖尿病の発症も増加しているようです。

 

このように糖尿病でもいくつかの種類に分けられます。遺伝的な影響を避けるのは非常に難しいですが、食事や運動習慣の見直しなら難しくはないと思います。
ご自身の生活習慣を振り返って、糖尿病になる前に健康な生活を心がけましょう。
診察に関しては当院のホームページをご覧ください。
また、健康増進のための運動施設も併設しております。こちらのホームページもぜひご覧ください。

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