糖尿病とは
みなさんは糖尿病という言葉を生活の中で耳にされたことが何度かあると思います。
では具体的に糖尿病とはどのような病気なのでしょうか??
糖尿病は血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)を下げるインスリンというホルモンが正しく作用せず、慢性的に高血糖が続く病気です。
インスリンが正しく作用しない要因としては
・インスリンの分泌量が減少すること
・インスリンの分泌量は正常だがインスリンの働きが悪くなること(インスリン抵抗性が高まること)
以上の2つが大きく考えられます。
血糖値の高い状態が続くと動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞等になるリスクも高くなります。さらに三大合併症である糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症が進行しやすくなると考えられます。
また糖尿病の発症には複数の遺伝因子の関与、生活習慣及びその結果としての環境因子が関係しています。
気になる方はぜひ受診を
糖尿病の初期は自覚症状がない場合が多いため、早期発見には定期的に健康診断を受けることが大切です。
また万が一
・喉の渇き
・多飲
・多尿
・倦怠感
・体重減少等
気になる症状があれば、岡山県健康づくり財団附属病院では検査・治療が可能ですのでお気軽にご相談ください。
遺伝的素因による発症も多くみられるため、ご両親を含む血縁者に糖尿病のある方がいる場合もしっかりと検査を受けて頂き予防・早期発見に努めて頂きたいと思います。
【お問合せ先】
岡山県健康づくり財団附属病院 地域医療連携室
Tel:086-241-0880 Fax:086-241-9365