課題名:当施設における対策型胃がんX線検診で診断された萎縮性胃炎の年次推移
岡山県健康づくり財団保健部では、岡山県健康づくり財団倫理委員会の承認を得て2011年4月1日~2019年12月31日の間に岡山県健康づくり財団保健部でデジタル胃X線検診車による胃がん検診を受けられた方を対象とし萎縮性胃炎の頻度についての研究を実施します。今回、この研究による新たなご負担は一切ありません。またプライバシーの保護につきましては法令等を遵守いたします。あなたの診療情報について、本研究への利用を望まれない場合には、問い合わせ担当者までご連絡ください。
1.研究概要と目的
H.pylori感染が胃がんの主たる原因と周知され、平成25年2月にH.pylori感染胃炎に対する除菌治療が保険適用となり約7年が経過した。今回H.pylori 感染の主たるX線所見である萎縮性胃炎の頻度の年次変化と性別・年代別頻度の検討を行ない胃がんの早期発見と適切な管理方針の策定に資することを目的としています。
2.研究期間
2011年4月1日~2019年3月31日
3.方法
対象の方のうち萎縮性胃炎の所見を有する方の①年次別、②性別、③年代別の頻度について検討します。
4.情報の保存
本研究で得られた情報は、研究終了後5年間保存されます。また、保存されている情報を基に研究実施期間の延長や新たに研究を行う場合は、岡山県健康づくり財団ウェブサイトおよび検診車へのポスター掲示等によりお知らせいたします。
5.情報の開示
対象者となる方からのご希望があれば、研究の実施に支障がない範囲内で、本研究の資料等を閲覧することができます。問い合わせ・連絡先までお尋ねください。
6.研究結果の取り扱い
本研究で得た結果は、対象者となる方の個人情報がわからない形にした上で第59回日本消化器がん検診学会総会にて発表されます。また、その他学会や論文で発表されることがありますのでご了承ください。
7.問い合わせ・連絡先
本研究に関するご質問等は、下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が本研究に使用されることについてご了承いただけない場合には対象としませんので2020年3月31日までに下記にお申し出ください。情報の使用をお断りされても不利益が生じることはありません。なお、既に研究がある程度進んだ時点で拒否のお申し出をいただいた場合は、あなたとあなたの情報を結びつける手がかりも完全消去されるため取り消すことができず研究に使用される場合もございます。
岡山県健康づくり財団保健部検診課
担当者:中島 明久
連絡先:086-246-6256
[研究組織]
代表:鎌田智有 川崎医科大学総合医療センター健康管理学 教授
<共同研究者>(50音順)
板野晃子 岡山県健康づくり財団保健部
木科雅也 岡山県健康づくり財団保健部
岸本壽男 岡山県健康づくり財団保健部
木村貴之 岡山県健康づくり財団保健部
黒瀬昭良 岡山県健康づくり財団保健部
高倉友里 岡山県健康づくり財団保健部
土本明葉 岡山県健康づくり財団保健部
中島明久 岡山県健康づくり財団保健部
春間 賢 川崎医科大学総合医療センター総合内科学2
眞部紀明 川崎医科大学 検査診断学(内視鏡・超音波)
門内弘英 岡山県健康づくり財団保健部
山神涼一 岡山県健康づくり財団保健部